SSTR2015 行って来ましたよ~
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- 2015/06/06(Sat) -
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■5月30日~31日
今年もSSTRに参加してきました~。エントリー受付が2月14日で早速申し込んでおいた。 先にも載せましたがゼッケンは150番で今年はどうもエントリー順で決まっていたようだ。 倶楽部で同行するよしゆきさんはゼッケン34番で彼の方がテンション高めだ(笑) 今回は913台のエントリーが有りみんなのテンションも高いようだ。 出発前日までいまいち上がらぬテンションもタイムカードを押していまえば俄然アップして来た。 帰宅途中の顔は平静だが…胸中ではにやけてます当然ながら(笑) わくわく♪ ■30日 土曜日 約3時間の睡眠で午前3時過ぎに出発です。直近に登録したLINEで倶楽部の仲間に知らせておいた。 何人来てくれるかな? 静まりかえった住宅街に4気筒が響く。 ![]() ![]() ヒロさん・まつさん・じゅんじさんが日の出時間に合わせてお見送りに来てくれましたよ♪ ちなみに日の出時刻は4時38分です。場所は去年と同じ長島スパーランド横の堤防です。 ![]() 日の出の合図がスタート。SSTR事務局に日の出とバイク写真をメールした。 以下の返信メールでテンションMAX!!! スタートの証、確かに受け取った! 愛して止まないモーターサイクルと共に過ごす至高の一日を、 奥歯が痛くなるほど噛みしめて、 たとえ困難な目に遭おうとも(できれば)笑顔で乗り越えて、 そして是が非とも無事故・無違反で、 全国から沢山の同志が集結する CHIRIHAMAまで辿り着いてほしい。 さあ出発だ! ゴールゲートで待っているぞ、 そこで偉大なる冒険のドラマを聞かせてくれ。 Goooooooood luck!! SSTR 風間深志 ![]() さあぁ出発だ~。ルートは名神高速で金沢まで行き、のと里山海道を使い能登半島先端の道の駅狼煙まで 取り敢えず行くことにした。そして千里浜まで戻る行程で初日は約550キロの予定だ。 1日中太陽を追いかけてさぁ出発~。 ![]() 何事もなく順調に狼煙に到着。もうよしゆきさんは到着していた。 ここの狼煙はSSTR参加者の多くが目的地にするのだが、千里浜から遠く、往復220キロも有り 断念するライダーが多い。九州や東北から来るライダーも多くて、東海3県からは行きやすいです。 ![]() 「さいはてにて~やさしい香りと待ちながら」 のロケ地に寄ってきました。この映画はよしゆきさんのお勧めで 見ておこうと思う。その後は松本清張の映画「ゼロの焦点」のロケ地、ヤセの断崖にも寄って 5時頃になぎさドライブウェーに 到着。ここから8キロ先のゴール迄40キロ位で、砂浜と海と空を楽しんだ。 ゴールでは地元の方、到着したライダー、スタッフが歓迎して下さるのだが 妙に照れくさい感じでしたよ。夕陽は今年もダメでした~(泣) 偶然に写ってました。4分16秒から一瞬♪ 黄色の合羽。後はよしゆきさんの後輩のこぶ平君です。 ![]() ![]() 丁度同じ時刻にあのぐっさんも到着ししたよ~。 ![]() 完走証は一人づつ風間さんより手渡しされた。 ゴール後は貝汁とおにぎりで一息ついてゴールするバイクを眺めていた。 900台もいるので種々雑多なのだが一番目に付いたのはホンダのP25 いったい何処からスタートして何キロ走って来たのだろう。いや、ペダルをこいできたのだろうか…。 ![]() 宿泊は去年と同じ国立能登青少年交流の家で一泊二食で4,000円。 ツーリング後にはビールが必ず必要なんだが、ここは研修施設のため禁止。 しかし今晩はMOTO RISEの収録が行われる講堂だけはOKでした。 放送予定は7月です。毎週火曜日11時から BS11チャンネルです。 この日は僅かなアルコールと疲労感と充実感で熟睡でした。 ■5月31日 日曜日 起床は5時頃だったかな。 今日のイベントに出かけるので昨日、乱雑になってしまった荷物を整え朝食を待つ。 ![]() 最近はアンダー125での参加が多くなっているようだ。皆さん大きなバイクを持っていますが それぞれの楽しみで下道だけでゴールを目指す輩の気持ちもよく判ります 自分ももし持っていれば多分チャレンジするなぁ~。そんな彼らは「下道上等」と書いた お揃いのTシャツを着ていた。来年はもっと増えるだろうな。 ![]() 偶然、去年も参加されていた荒浜さん親子に遭遇した。息子さんの背がお父さんの肩より 大分高くなってましたよ。 ![]() えへへっ 早朝は貸切状態♪ ![]() 砂はきめ細かく締まってます ![]() 待ち合わせてないけど、お互いにヒマ中時間で動くので遭遇してしまう(笑) ![]() 適当に並べるが満ち潮は注意が必要です。 ![]() ぐっさんLIVE♪ 音に拘っているようで花火の音の物まねも上手かった。 昨日、ツーリング中に作った曲も披露され、この曲がSSTRのテーマ曲になるかも? ![]() 一人一砂運動。浸食が続く千里浜を守りましょう! 【風間深志さんのメッセージ】 5月30日、とにかく長かった「千里浜」への道程。そしてまた翌日の帰路も同じだけの長さを折り返し、無事に帰宅されたものと信じています。 さて今、僕の胸の内に、あの日あれだけ多くのライダー達が集まってくれたのに、せっかくのいいチャンスだったのに、多分伝え切れなかった?というモヤモヤ感が残っています。 それは、SSTRは単に日本中のライダー達の集まる「お祭り」イベントではなく、我々が愛して止まないモーターサイクルの、日本のツーリング文化の進化を担う重要な「ステータス・イベント」なのだ。と言うことを、ちゃんと伝えることが出来なかった?という思いからです。 ステータスである証は、あの日あの場所までの皆さんの素晴らしい走りにあります。参加者の殆ど総ては500km~1000kmを不眠不休で走り抜けて千里浜のゴールを踏みました。手は痺れ、腰は痛み、眠気を押さえながら、眼前に広がる海に癒されつつ、今日一日を走り終えたことに感謝をしました。 そのようなライダーの一人一人とGOALで握手を交わし、フィニッシャーズバッジを手渡すとき、疲れ切った彼らの口からは次ぎ次ぎに「素晴らしい企画をありがとう!」の言葉を頂きました。ねぎらうべきはこちらの筈なのに、反対にねぎらわれ、涙が止まりませんでした。 なぜ、ライダーは苦しみに感謝するのだろう? なぜ、ライダーは厳しさと困難に立ち向かうのだろう? そして、そもそもなぜ、わざわざ不自由極まりのないバイクに跨るのだろう? 僕は20代のジャーナリストの頃からずっと、「バイクの魅力とは一体何なのだろう?」と考えて来ました。自ら北極や南極、エベレストにバイクで向かったのも、そうしたバイクの魅力や可能性について訴求したいからでした。 結果は、自然の魅力=バイクの魅力。けれど、その楽しみ方や感じ方は十人十色です。云えることは、人は自然と一つに結ばれたときに、言いようのない「幸福」を感じるものだ,ということです。 SSTRは、朝に、東の海に昇る太陽を眺め、夕に西の海に沈む太陽を眺めるという、天体宇宙の一日の始まりと終わりの法則を、最も自然を身近に感じるバイクを使って、長丁場の時間軸と壮大なるスケールの空間軸で繋ぐ長旅を参加者の全員で共有した一日でした。 誰一人として手を抜いた者などは居なかったはずです。全員が厳しい条件下を全身全霊の集中力と満身創痍で戦った勇者なのです。しかも、この日の事の始まりと終わりは、誰もが憧れを抱く青く美しい「海」というお膳立てです。 日本列島の「横断」や「縦断」というダイナミズムを携えながらの「海」との出会い、8kmのラスト・ランは誰においても感動的で満足のいくものだと思います。そのようなGOALだからこそ、「千里浜」は私たちの「聖地」と呼ぶにふさわしい場所なのです。 このSSTRに出場した総ての皆さんに、バイクに乗ることの自信と誇り、そして「優しさ」を持って頂けるものと信じています。バイクはフタを開けてみれば、厳しく、辛く、激しい乗り物です。だからこそ我々は、そこから垣間見える「温かさ」や「美しさ」「優しさ」の本当の意味を知っているのだと思います。 また、SSTRは何処ぞの「お客様優待」ミーティングとは違います。自ら進んで設定したテーマに参加費を出して挑み、自己完結をして頂くのが狙いです。 SSTRをはじめる一つの動機には、ある伯父さんライダーの発言がありました。「温泉も行き尽くしたし、グルメももう飽きた。行くところがないから最近はバイクには乗らなくなった」と。この言葉に、僕は、日本のモータースポーツシーンを牽引すべきモーターサイクル文化の先行きへの不安を覚えたのです。 モーターサイクル文化の根幹を作るツーリングライダーにこそ、GPライダーにも負けない程のバイクへの情熱と誇りを持って頂きたい!そんな気持ちを心に抱きながらの「サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー」です。今後とも振るってご参加ください。 参加してくれた皆さんに心より感謝を申しあげます。ありがとう! 2015年6月5日 SSTR 風間深志 共感できるところばかりです。バイクに乗っていて本当に良かったと思う。 来年も、夕陽を見るために必ず参加したいです。 ■走行距離 936キロ ![]() スポンサーサイト
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